わらび

わらびの最期の話しです。

老後、お隣さんになったくろみつさん。



いつも内緒話しをしていたみたいです。



ざらめさん。


きびの背後からいつも喧嘩ばかりしてました。



きなつーさん。



義理の母にあたるね。
優しくすりすりしてくれました。



わらびの大事な子供たち。
つきみさん。







ちっちゃい時からわらびの後ばっかつけてたね。
男の子だからか人一倍、べったりだったね。



みたらしさん。







他の子より大人びて、女の子なのに独り立ちしちゃったけれど、
最期はちゃんと近くにきてくれました。

嬉しいね、わらび。



よもぎと、初孫みつば。


よもぎはわらびのクローンみたいに生き写しだったね。
２人で甘えあったり沢山一緒にいたね


みつばは一回だけ一緒に遊んだね。
わらびは孫にメロメロだったよね。



旦那様、しらたま。



わらびのこと、ほんとに好きでいてくれたね。


こんなに好かれることなんてないんだよ、わらび。
幸せだね。



あたし。



わらびは初めて会った時、あたしに沢山話しかけてくれたね。
あたしは嬉しくて嬉しくて、一瞬で家族になりたいと思ったよ。



わらびのおかーたんだよ。
わらびはおかーたんの大事な娘だよ。



うさんぽすごく楽しかったね。
わらびのおかげでご近所さんとお友達にもなれた。
わらびのおかげ。
ありがとう。



わらびはまだベッドがないんです。
合うのをじっくり探したくて。

それで臨時ベッドに寝てもらってるんだけど、



お骨になっても寝てるように見えて、あたしは愛しいばかり。



乙女の寝姿は価値あるものだから、お布団ね。





わらびはすごく元気で、
甘えたで、
でもびびりですごく繊細で、

目が綺麗な綺麗な娘さんです。


とても綺麗な自慢の娘。


お月様でたっくさんかけまわって、
たっくさんおいしいもの食べて、
たっくさん笑ってね。


大好きで大好きで、

大好きなわらび。



娘になってくれてありがとう。
たっくさん幸せをくれてありがとう。


ずっと、愛しい娘、わらび。

あたしがそっちに行ったら、またたっくさん一緒に遊んでね。


おやすみなさい。